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1.恋人Ⅰ
初めまして、私のお名前は黒姫由香里【クロヒメユカリ】で
年齢16歳で私立華憐学園【シリツカレンガクエン】に通う高校一年生です。
実は私には同い年の恋人がいます。
恋人のお名前は朽木伊織【クチキイオリ】で
年齢16歳で私と同じ私立華憐学園【シリツカレンガクエン】に通う高校一年生です。
恋人なのでお互いに名前で呼んでいます。
由香里と伊織です。
私も伊織もお互いに美少女なので学園内では大変な事になっていますけどね。
どういう風に大変かというとみんなから羨ましがられています。
今、私は学園内にいて教室に居ます。
もちろん伊織も教室内に居ます。
何もお話をするのではなくてぼぉ~っとしています。
二人とも本当にお話はしていません。
私も伊織も特にお話をする事がないので……。
椅子に座っていた伊織が急に立ち上がって私の元へ来る。
「ねぇ、由香里、立って」
「うん」
私は伊織に言われた通りに椅子から立ちがった。
すると伊織が私のスカートを捲り上げてきた。
「な、何をしているの、伊織」
「スカートを捲り上げて由香里のパンツを見ているの」
「恥ずかしいじゃない、やめて」
「やめない、由香里のパンツを見ていると落ち着くの」
「もうっ、伊織ってそういう趣味でもあるの?」
「ないよ、でも、由香里のパンツは可愛くていいね」
「こんな所を見られたくないの、いい加減にスカートから手を離して」
伊織はスカートから手を離してくれた。
これでやっと恥ずかしい思いから解放されるのね。
そんな事を思っていると、伊織が私の唇に口付けをしてきた。
もう一度、私の唇に口付けをされた。
「由香里の唇は柔らかいね」
「口付けしてくれてありがとうね、嬉しいよ」
「うん」
私と伊織はお互いに口付けをしている。
こんなにもお互いに大好きでいる。
私は伊織と出会えて本当に良かったと思っている。
伊織と出会わなければ私は暗いままだった。
しかし、伊織と出会い、恋人になって明るくなって毎日が楽しい日々です。
いきなりこんなにも幸せになっていいものなのでしょうか。
毎日毎日が楽しい青春を送れてて嬉しい限りです。
これも伊織のおかげです。
私は心の中で伊織に感謝しています。
いつまでも伊織とは恋人でいたいし、それに結婚できるなら結婚したい。
今の世の中は同性婚というのが出来る。
私は伊織と一緒に幸せになりたい。
これからもずっと一緒だよ、伊織。
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