なんでも食べちゃうイートン

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なんでも食べちゃうイートン

 むかしむかし、ある国に、イートンというオバケがいました。  イートンはなんでも食べちゃう困ったオバケで、森の動物や川の魚などを食べるだけではなく、木や岩までも食べてしまうのです。  イートンのせいで、いくつかの森が無くなってしまいました。  困った王様は、イートンを退治するため軍隊を派遣しました。しかし、誰も戻ってはきませんでした。  その次もその次も派遣しましたが、やっぱり帰ってきません。  王様は、イートンがみんなを食べてしまったのではと思い、それ以上軍隊を派遣するのをやめました。
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