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 主役の二人は全く知らない俳優だった。というのも、韓国映画というのはあまり見たことがないので知識が乏しいのだ。韓国ドラマも同様に知識は少なく、これがアメリカ映画やイギリス映画ならまだ話は違っていた。そっち方面ならドラマも見るし、俳優も少しはわかる。  韓国ものを避けてきたわけでもないが、とりわけすすんで見る気にもなれなかった。日本の領土を自分のものだと言い張るが確固たる証拠はないし、何でも日本に謝らせようとするし、韓国が日本を目の敵にしているのがすごく苦手だった。  簡単に謝ろうとする政治家もいるが、謝る理由も必要もない場面で謝るべきではない。偽りは真実をねじ伏せてしまう。そういう政治家は辞めるべきだ。日本のためといっても結局日本の害にしかならない。  それなのに韓国映画をなぜ見ようと思ったかというと、深い理由はなかった。話題のアクション映画は見尽くしてしまったし、恋愛映画はたまに見るくらいがちょうどいい。ヒューマンドラマもおもしろいけど、スピード感があるものはそうない。  そこでとにかくアクション映画が見たくて、たまたま上映されていて未視聴なのがそれだけだったのだ。  
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