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転入生。
「おい、おいってば!起きろよ!拓斗!」
「…っんー?……zzz」
「いや、起きろよ!寝んな!……そろそろ先生くんぞ?」
「……起きる…」
朝っぱらからセンコーにキレられんのはめんどくせぇもん…
ったく、うるせんだよあのはげ
最後の1本も抜けちまえ!
「なぁなぁ拓斗ー?」
「…んー?」
「今日な、なんか転入生くるらしいぜ?」
「…ほーん…」
「っし、しかも、すげぇイケメンなんだとか!」
「……別に俺の方がイケメンじゃん…」
「……ほんと興味ないのな…」
興味なんかあってたまるかってんだ
めんどくせぇ
てか、俺の方がイケメンだろ、絶対
こちとら1000000人に1人のイケメンて言われてんだ、あきらか俺の方がイケメンだろ、うん
しばらくしてはげが教室に入ってきた
あー…話なげぇ…んー…ねみぃ…
「おい、拓斗、寝んなよ?……っあ、転入生来るぞ」
「…へいへい」
俺が認めるくらいのイケメンだったら仲良くしてやってもいいかなー…
教室のドアが開く音がしてま視線を前に向ける
「え」
来たのはあきらか俺よりイケメンなやつだった。
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