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話をしだす雅也
『雅也・・?』
『ごめん。今更いっても何をいっても信じてもらえないよな』と寂しそうに笑う雅也
『雅也・・。私ね。聞いたんだよ。』と真剣な顔をする紘子
『えっ?』
『別れたときのこと・・・。』と話す紘子
『あれは・・・。紘子が別れようって』
『そうなったよね。けど・・本当は違うんだよね??』と雅也の顔を覗き込む紘子
『いや。あってるから・・。紘子が怒るのは仕方ないから』
『違うっ!わざと怒らせたんでしょ??』
『違うっ!!僕が悪い人だから紘子を傷つけたんだ』と言い張る雅也
『雅也がわざと悪人になったんなったんでしょ!』とほぼ泣いてる紘子
『もうっいい!!さようなら』と反対を向き走り去ろうとすると………
『紘子・・。ごめん。やっぱり悪人になれなかった』と紘子の腕を掴む雅也
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