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ふぅん?あっ、そ。
ともかく、コレは返してもらったよ。
タケト
「…へっ???」
あー、ヤダヤダ。
コレが黒になるとね、ボク、
おしおきしたくなっちゃうんだよね。
俺様とか言っちゃうんだよね。
そんなキャラじゃないのにさ。
よっこいしょ。
うん。いつもの赤だ。
あ、キミのケーマくんは
ずっとボクの背中にいたからね。
暗くて見えなかった?
ケーマ
「ターちゃん♪」
タケト
「な…ぁんだぁ…
てめえ、この…
あれ?じゃあ、この手は…?」
うふふ。引っ張ってごらん。
タケト
「…あっ!?てっちゃん!?」
てっちゃん
「うわあーーー!
びっくりしたーーー!
死んだかと思ったぞーーー!!
タケが引き上げてくれて
たすかったーーー!!!」
うふふ。ごめんね、怖がらせて。
でもキミたちが、ボクの大事な
ネックウォーマーを取っちゃうから
いけないのさ。
さあ、実はまだ下へ
降りているんだけれど…
さっきよりはだいぶ、
スピードがなくなってきたね。
もうすぐ、終わるよ。
大事なことが分かる、終着点へ。
…
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