チュールとレースとベルベット【差分】

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「はぁ、はぁ、すっげぇ、イイです……ッ!」  けだものの眼差しで犯しているのかと思っていたが、海斗の表情は切なげだった。  二人の視線が交錯した時、海斗は弾けた。 「ッく!」 「ぅああ!」  海斗が、精に乗って尊の身体にもたらされる。  その圧に、その熱に、見悶えるような快感が尊を襲った。 「うぅ……」 「悦かったですよ、斎藤サン」  余韻に浸る間もなく、一人の男が海斗を押しのけて来た。 「つ、次! 俺ッ!」 「がっつくなよ」  男は尊を腹這いに寝かせると、後ろから犯してきた。
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