かぐやひめ

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 いつ、終わるかわからない刑罰。期限は言われなかった。  異なる世界。ここの人たちは、誰も私たちの世界を知らない。  そんな世界があることを、夢にも思わない。  もっともっと、文化の進んだ世界。  それを知らない人たち。  自分たちがどんなに劣った種族かも知らない人たち。  しあわせな人たち。  私はここで朽ち果てるのだろう。  きっと彼らは、私のことなど忘れて、今も煌びやかな世界で暮らしている。  私の罪が消えることはない。  今ならわかる。  私はとんでもないことをしていたのだ。  知らなければ何をしてもいいわけではない。  いまさらわかったところで、もう遅い。  私はここで、朽ち果てよう。  それが私に与えられた罰なのだ。
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