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泣きたいときに泣けるうちは、まだ幸せなのかもしれない。
辛くて、痛くて、苦しくて。どうしようもないほどの衝動をどうしたらやりきれるのだろう。
逃げ場のない、いつまで続くかもわからない生。いっそのこと、死んでしまえば何も感じなくなるのだろうか。
残った身体はバラして移植でもしてくれて構わない。生きたいと願う人たちが生きればいい。
自分はもう、こんな状態から楽になりたい。ただ、それだけだ。
特別に辛い人生ではない。自分よりも辛い思いをしている人なんて、この世には沢山いる。頭では解っているけれど、気持ちは常に底辺にいる気分だ。
嗚呼、酷く苦しい。生き辛い。
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