ドクターラッキーはなぜ殺されるのか

2/3
前へ
/3ページ
次へ
で、具体的に何をするかというと、自分の館の中を一定のルールをもってドクターラッキーが動き回る。 プレイヤーはまずドクターラッキーと二人きりにならねばならない。 次に、誰にも見られてはいけない。 ドクターラッキーは高速で動き回るため、激突死しないように館のドアというドアは常にフルオープンアタック。 で、開いているドアから見える直線上に誰かがいた場合、目撃されているという状態になるわけ。 他のどのプレイヤーの視線も通っていない状態を作る必要がある。 その状態まで来て初めて殺害にトライできる。 手札に武器カードがあれば、それを使って殺害を試みる事ができる。 別に使わなくても拳での撲殺が可能。 ドクターラッキーはお爺ちゃんゆえに、グーパンでもイチコロである。 けど、武器カードにはそれぞれ殺傷力が設定されている。 なぜか。それはドクターラッキーは僕が殺すんだもん、というみんなの怨念パワーが殺害を邪魔しに来るからである。 どういうことか、と言いますと、具体的には殺害を失敗させる効果を持つカードを手札から出すことで、殺害を阻止することができるのだ。 まあ、もう一つあるのだが、それは後述。 これは視線が通っていなくても出せるので、まさに怨念の力。 ただし、このカードには失敗ポイントが設定されている。 そのポイントが殺傷力以上にならねば殺害は阻止できないのだ。 高い殺傷力ほど、たくさんのカードを消費しないと防げないわけである。 殺害を計画したプレイヤーの左隣から順にカードを出していく、というのも駆け引き的に大切なルール。
/3ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加