翔さんの忘れ物

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side M 俺の名前は三浦拓。旭川グループ本社で営業をしている。 今日は朝一の営業終わりに、素敵な出会いをした。 閉まりかけたエレベータに滑り込むと、そこにいたのは可愛い系ボーイッシュな子。会社では見たことないから社員ではないと思う。 「あの、あまりお見かけしないのですが・・・どちらの会社の方ですか?」 「あっ、自分は会社勤めではないです」 「そうなんですか。今日は、どうしてこちらに?」 「えっと、少し用事があって・・・」 「そうなんですね。僕は営業課の三浦といいます。よろしければ、用事が終わったら下でお茶でもしませんか?」
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