翔さんの忘れ物

11/18
877人が本棚に入れています
本棚に追加
/141ページ
「副社長、私の部下が迷惑かけてすみません」 やって来たのは、50歳を超えてるとは思えないくらい若々しい部長。 「いや、こいつが迷惑をかけたのはひなたにだ」 その瞬間、いつもの優しい顔から般若のような顔になった部長。 「そうですか。では、期間を2ヶ月に伸ばしましょう。松川さんならきっと更生してくれるはずだ」 部長!なんで、期間が伸びているんですか! 「3人とも、落ち着いてください!」 今まで黙っていた副社長夫人が声をあげた。
/141ページ

最初のコメントを投稿しよう!