翔さんの忘れ物

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「僕は何もされてないから大丈夫です。さすがに、これ以上はかわいそうだと思います」 女神に見える・・・・・。 「ひなたは優しいね。お父さんは部下のためを思って言ったんだよ。それに、これは軽い処分だから」 お父さん!? 俺、もしかして、上司のお子さんを口説こうとしてた!? 「そうなの?」 「そうだよ。ひなた、お義父さんとお昼ご飯に行っておいで」 「行ってきます」 女神がいなくなったこの場には怖い顔をした副社長と、美しい笑みを浮かべる副社長秘書がいる。
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