やっぱり君のことが好き

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やっぱり君のことが好き

 ふと──自分の選択が正しかったのかどうかを、考える時がある。    それが自分のことだけならば、たとえいっときの後悔が起きても、〝自分で決めたことだから〟と割り切ってしまえる。  自分にはそういうポジティブさがあるからこそ、恐れることなくやってこれたのだと自負もあった。  けれど──それが他人に対してならどうだろうか?   それも──一生涯をかけて大切にしたいと想う……〝恋人〟という存在に対してなら。
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