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人間を凌ぐ馬の能力
私達が馬を直接見る事は乗馬や競馬場以外はなくなりました。
昭和の初めには馬が引く馬車が存在し、東京では明治時代には馬が電車を轢いていました。
電力の代わりに石油、石炭の代わりに馬のエネルギーを使って私達の生活は支えられていたと言う訳です。そういった馬が原動力といった文明は今では殆どなくなった訳ですが石炭、石油以前には馬こそが人間の文明を支えていたようなのです。
一馬力の定義は1メートル、1秒間、75キロの重さを動かせる仕事量だと言う事で人間の4、5倍のエネルギー量になるそうです。
人間を圧倒する力が馬にはある訳ですが力以外に馬の聴力、視力も嗅覚も人間を超えた能力を持っている訳です。
馬の目は単眼視と言って人のように2つの眼で立体的な像を視てる訳ではないのですが両脇についた眼で355度のパノラマ視界を持っている訳で何時でも周りの動きに俊敏に反応できる様になっています。この視界にあの長い耳を合わせて沢山の情報を得ている訳です。馬はコウモリと牛よりも近い仲間で音波で物体の距離がわかるからしいのです。ブヒヒンとないて目の前の板との距離を測れると言うのです、この様に音を器用に使って生活している生き物は他にはイルカやクジラがいます、器用に音を響かせて距離を測ったりして生きている訳です。後長い鼻と大きな耳の像も重低音を使用して数キロ先の仲間と会話すると言う例もある訳ですが馬の場合草食で逃げ切る為に睡眠時間を削った上に立ったまま眠ると言う芸当まで出来てしまいます。
競馬好きの私はいつも中山のゴール前で怒涛の勢いでゴールを走り抜けるサラブレッド達の迫力に世界を走り抜けた馬達の姿が迫力が瞼に浮かぶのです。
世界結び付けた馬達に敬意まで感じてしまうこの頃であります!
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