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高僧伝
ある高層が人里近くの町の外れに住んでおりました。
大分修行も進み、彼の念ずる真言に鶯も応える様になりました、南無妙法蓮華経と心の奥まで彼の一念を深く唱えると辺りの鳥達は神妙にみみを傾け、ケキョ、ケキョ、ホーホーケキョ、ケキョ、と嬉嬉として答えるのです。ありがたいお経の響きは雲のように人里を包み、人々の心から邪な気持ちが吹き払いれてみんな穏やかになってゆくのです。
修行も進むとここまで不可思議な事が起きるのかと仏教の奥深さに改めて感じいって生活していました、
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