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「はあ・・・」 「何よ、冷たいじゃないですか!こんなにお願いしてますのに、私とケンちゃんの仲じゃないですか!」 「あの、それでは条件を呑んでくだされば、お目にかけますが・・・」 「条件!また、お堅い。まあ、いいですよ、聞いてあげます。」 「はい、あの、ヒカル様についておられるお侍様方がわたくしどもから時に収穫を横領することがございますから、それを止めさせてもらえませんか!」 「なんと!私の侍者どもがですか?」 「はい!」 「それは知りませんでした。まさか、ほんとにほんとうですか?」 「はい。」 「いや、全くそれはけしからんことです!私が厳重に注意しておきます。いやね、何しろ私は周知のとおり主に宮中で暮らしてまして、村のことには疎いんですよ。あっ、言い訳ご無用ですね。顔に書いてあります。怖い!怖い!時より見せるそのケンちゃんの目、怖い!怖い!はい、はい、分かりました、兎に角、止めさせますから安心してお見せなさい!」
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