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目を開ければ汚い檻の中だ。服は汚くてボロボロ。臭いは余りだが、檻の中には虫がウヨウヨしていた。 「きゃっ!」 俺はうわぁぁぁぁ!と言ったはずだが女の子らしい可愛らしい声で、更に言葉も変換されていた。 「俺様の奴隷は此奴だ」 そう言って、俺、いや私の元にやって来たのはイケメン男性。私を買ってくれる様だ。 飼ってくれるの方が正しいか? 「初期なので無料です」 檻が開けられて、私は出る。首輪がやけに重かった。 その人の宿に行くと、隣の部屋から聞き覚えのある声が聞こえた。エロティックドラキュラだ。 「ベッドに寝転んでろ」 「はい。ご主人様」 「あ、服は全部脱げ。その汚い服でベッドに上がられるのはごめんだからな」 「はい」 私は下着も全て脱ぎ、ベッドに座る。 秘部を触るのは初めてだった。撫でる様に自分の秘部に触れるとこそばゆい感覚がした。 ご主人様が戻って来る。それも、裸で。 「奴隷にはエロ的行為が許可されてんだよ」 ま、まじかよ。初体験か。
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