予想外の展開で本当に最悪

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橘さんは当然の顔をして私をベッドへ押し倒して上に覆いかぶさってくる。 ちゃっと!私はアナタから枕以外頼まれてないですよね!?何でこんな体勢にされなくちゃならならないの!? 私は両手で力の限り橘さんの胸を押し返す。もうその厚い胸板にビックリさせられるし、体格の違いからビクともしない橘さん自身にも驚かされる。 「なに?今日はが希望なのかよ?」 面倒くさそうな声を出しながら橘さんは、胸の所に置いてある私の両手を一括りにすると片手で私の頭上に移動させた。 そういうプレイって何の話なのよ!?もう、橘さんは本当に何をしようとしてる訳!? 橘さんはそのまま私の首元に顔を埋める。くすぐったい!くすぐったいから止めてください!! 「ちょっと!橘さんっ!?」 「へえ、今日はの甘ったるい匂いの香水付けて来てねえんだな。柚の香りがする…こっちの方が良いんじゃねえの?」 私はいつも香水なんてつけてませんっ!!ここでやっと私は人違いをされていることに気付く。 橘さんの唇が埋めていた首筋からそっと鎖骨迄の通り道をなぞって行く。それと同時進行で、私のブカブカな上着の裾から侵入しようとしてくる。 私、この上着の下にはキャミソールとブラしか付けてない!! この状況はどう考えても私が経験したことの無いをしようとしてるのだとしか思えない!身を捩り橘さんの手から必死で逃げようとするけれど、逃げる事も出来ずされるがまま。 手がキャミの中に入り肌を直接撫でられてブラの中の膨らみに触れたと同時に橘さんの手が止まった。 「……おい?アンタはあのデカい胸、何処に忘れてきた?」
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