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『しーちゃんはさ、しれーっとそういうことするよね…。」
頬に両手を充て、固まったままの南さん。
若干顔が赤いです。
『そう…?』
「うん。」
『気になんないし、別に…。』
「そうなんだ…。」
『うん…。』
わたしは、ダブルチョコレートをパクリ。
「でも、そういうのは、嬉しい…けど…。」
『そう…?じゃあ、いいじゃん。』
「うん♪」
またドーナツに手を伸ばす南。
『あっ!これ、南に…はい。』
「えっ!シャーペン…?」
本屋さんの袋から、シャーペンを取り出して渡した。
『前に南、使いやすいの探してたよね?それmonoので、クラスの子が使いやすいって話してたから…。』
「しーちゃん、覚えててくれたんだ…。」
『一応ね…。』
「ありがとう♪大切にするね。」
『うん。』
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