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明日香とは、家も近所で、小さい頃は習い事も全部一緒。
親同士も仲が良く、本当に身近な存在だ。
明日香は、わたしとは対照的に、社交的で友達も多く、生徒会役員もしているくらいだ。
「相変わらずノリ悪いな、忍は…。ジョークだよジョーク。ね…南ちゃん?」
「はい♪」
『はいはい。じゃあ、二人仲良くどうぞ…。』
ジャージを受け取り、一人歩き出す。
「待ってよ、しーちゃん!」
『……。』
「しーちゃんってば…。」
『前から気になってたんだけど、何でしーちゃん?どう考えても、見た目しーちゃんじゃないでしょ、わたし?』
テントに向かって歩くわたしと、そんなわたしにまとわりつく南。
「何で…?」
『そう……。何で…?』
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