一章 : スキルアーマー

3/16
前へ
/26ページ
次へ
そのあとなんとか足の痛みはなくなった。足の痛みもなくなり立ち上がろうとしたそのとき!! 「うぁあぁあぁあ!!」 地下道の暗闇の向こうから爆発音と叫び声がきこえた。私は音がした方向に全力で走った。 私がかけつけてみると二足歩行の体長3mぐらいの両側にデカイリボルバーのような物が付いたトカゲのような機械に男が襲われていた。 襲われている男は片手銃で必死に応戦している。私は走る勢いでその男つかみ物陰に転がりこんだ。 そのつぎの瞬間その男がいた場所に銃弾が撃ち込まれた。 「だいじょっ..ぐっ..が!!」 私は安否確認のため呼びかけようとしたが案の定声が出ない。襲われていた男も痛みで答えるどころではなかった。 音で敵が私達の隠れている方に歩いて来るのが分かった。 「まづいですね、あれはRAPG GRG mm60/70 リザードですね。今のあなたじゃ勝てません。どうにか逃げる方法を一緒に考えましょう」 そうピコは言ったが襲われていた男は片足がなく逃げられそうにない。 私は怖かったが戦うことにした。 『ピコあいつの弱点とかないのか』 私はピコに敵の弱点を聞いてみた。 「やつは背中に弾薬を収納するところがあります。そこを破壊できれば倒せると思いますがやつの背中には機関銃があります気をつけてください。」 ピコがそう答えると襲われていた男が痛みに耐えながら話しかけてきた。 「わ...私、粘着爆弾を利用した小型のバズーカを...ぐっ...持っていますが何か協力させてください」 私はその男の肩に手を置き首を横に軽く振って大丈夫とジェスチャーした。 私は1.5mぐらいの鉄骨を掴み走って物陰から飛び出した。 敵が弾を私の方へ撃ってきた。 私はローリングし敵の攻撃をかわすと注意をひくため持っていた鉄骨を敵に投げた。鉄骨は敵の2発の銃弾で破壊されたが敵の背後にまわることに成功した。 私は機関銃対策のため地面に落ちていた鉄板を拾い敵の背中にある弾薬箱めがけて走った。 敵が背中にある機関銃を撃ってきた 私は鉄板で弾を防いだ。そして私は勢いよく飛ぶと落下の勢いを使い鉄板を敵の背中におもいっきり叩きつけた。 鉄板は曲がってしまったが敵の弱点にダメージをあたえた。 そして私は敵の背中にしがみつき折れ曲がった鉄板で何度も敵の弱点を叩いた。 敵も体を回転させ振り落とそうとしているが私は必死にしがみつき何度も攻撃した。そして敵の装甲に穴を開け弾薬箱が丸見えになった。 しかし敵が勢いよく回転して私は振り落とされ鉄骨に叩きつけられた。 私はすぐさま起き上がろうとしたがあまりの衝撃でうまく立ち上がれない。そして前をみると敵が私に砲を向けていた。 手が震え息が荒くなった
/26ページ

最初のコメントを投稿しよう!

6人が本棚に入れています
本棚に追加