一章 : スキルアーマー

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次の瞬間!敵の左足が爆発し左前へたおれた。 私が右をみるとさっきの人が地をはいながらバズーカをかまえている。バズーカからは煙が出ていた。 「ああ”っう...!!」 私はその人にむかって叫び右手を上げてそして親指を立てて笑顔でありがとうと合図した。 その人も痛みに耐えながら笑顔で同じ合図し持っていたバズーカ私の方へ投げた。 バズーカは私のすぐ近くに落ちた。 私がバズーカを拾おうとしたとき駆動音がした。その方向をみると敵が左の砲で体を支え右の砲で私を狙おうとしていた。 私は走ってそのバズーカを取ると同時に敵が砲を撃ってきた私は前方に飛び込むようにして攻撃を避けた。敵の弾は後ろの鉄骨に直撃した。 その衝撃であの人の上にある大量の鉄骨が落ちた。私は走って助けに行った。私はその人を押して下敷きにならないようにした。そして私は大量の鉄骨の下敷きになった。 後ろで敵の駆動音と地を這う音が聞こえた。見えないが敵は今私の方へ方向転換し攻撃しようとしている。 すると襲われていた人がこう言い出した。 「私なんか助けなくてよかったのに。あなたを絶対助けます!」 そう言うと片足で鉄骨を持ち上げてようとした。片足から血が溢れ苦しそうに踏ん張る。 「だぐぁ...逃げぐっうぁ...」 私はその人に逃げるように言おうとした。 「だめですあなたをなんとしても助けます。あなたも持ち上げてください。」 私も手の力でなんとか持ち上げることにした。私は腕が壊れそうになるほど踏ん張った。 すると少し出れそうな隙間ができた。 しかし次の瞬間敵が砲を撃ってきた。 私は鉄骨から抜け出し間一髪砲弾をかわした。 鉄骨で道が塞がれ、たぶん敵はもう追ってこれないだろう。 私は一息つき襲われていた人の足を着ていた服で包むようにし手当てをした。 私は襲われていた人に肩をかし安全な場所まで移動し壁際に座らせた。 「ありがとうございます。この礼はいつかかえします。」 襲われていた人は座らせるとそうお礼を言った。私もその人の前に座り首を軽く横にふって大丈夫とジェスチャーした。 「あっ私の名前をいってなかった。名前言わないといけないですね。襲われていた男とかその男とか読みにくいですし。」 そうその男は言ったが意味がわからず私は首をかしげた。まあなんか名前を聞いた方がなにか良さそうので聞くことにした。 「私の名前はアウムです。よかったらコミュニティに来ますか。仲間もいっぱいいますし私も助けてもらったお礼もしたいですし。」 コミュニティ?私は首をかしげた。するとアウムが私の気持ちを察し説明を始めた。  「すいませんよく分からないですよね。えーとコミュニティはこの世界に落ちた者たちがそれぞれの役割をきめ支えあって暮らす町みたいなものです。」 落ちた?者たち?私はよく分かんないという顔をした。 「わかりました。詳しいことはコミュニティに着いてから話しますからひとまずコミュニティにいきましょう。」 私は首を縦に振った。アウムの治療と今後の計画ををするためコミュニティへ行く事にした。 私は立ち上がりアウムに肩を貸した。 「うっ...!」 アウムが唸ったので床に座らせようとした。 「大丈夫です。はやくコミュニティにに向かわないとこの鋼鉄の平原にはさっきの様な敵がいっぱいいます。行きましょう。」 アウムはそう痛みに耐えながら話してくれた。 私はアウムに肩を貸そうとしたそのとき 「おい!そこで何をしている!」 フラッシュ付きの銃を持った50代ぐらいの男が威嚇しながら話しかけてきた。 「おい!!アウムじゃねいかどうしたその足は!!」 男はそう言った。どうやらアウムの仲間のようだ。 「おい!おめえがやりやがったのか‼」 男は私に銃を向けそう質問した。私は あわてて手を前にだし違うとジェスチャーした。 「ちがうよケイヒルさんその人は...」 その後アウムがケイヒルという男に私達に何があったのか説明した。 ケイヒルは納得し私に詫びた。 「すまない、よく知りもせずに銃を向けてしまって。このへんはブルーボーンという盗賊が住み着いていて勘違いしてしまった。」 ケイヒルは私に一礼するとこう続けた。 「おい、あんたアウムを助けてもらったお礼をしたい私達のコミュニティに来てくれないか?」 私は軽くうなづいた。私はケイヒルと協力しアウムをコミュニティへ運ぶことにした。 アウムに肩を貸しコミュニティへと向かった。 すると運んでる途中空気を決め込んでいたピコが私に話しかけてきた。 「ストさんなかなかやりますね。感心しましたよ」 『うわ!喋った‼』 私はいきなり話しかけられ驚いた。 「喋ったとはなんですか!空気読んで黙ってたんです」 そうピコは怒りながら言った。 『空気読めるのか』 「ムキー!せっかく褒めたのにー」
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