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「さくらこ、お前はまだ半人前だろうが!俺のように一人前の雷の神になりたいのなら、修行もかねて一緒に来い!」
「誰が、雷の神様になりたいって言ったんですか!私が目指しているのは花の神様ですよ!?」
あと、「さくらこじゃありません、桜子(ろうず)です!」と言いたいけどいくら言っても呼んでくれないから諦めてるし、「修行はもうすでにやってるじゃないですか!」と文句を言いたいけど無駄なのはわかってる。
「まあ、細かいことは気にするな!」
師匠はまたちゃぶ台を起こしてからひっくり返す。
「とにかく来い、さくらこ!」
「私、腕に自信なんかありませんよ!?」
「えーい、黙れ黙れー!」
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