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1.親子Ⅰ
初めまして、私のお名前は黒姫薫【クロヒメカオル】で
年齢38歳、職業が専業主婦をしています。
私自身がご結婚していて夫と息子がいます。
夫のお名前は黒姫権蔵【クロヒメゴンゾウ】で
年齢38歳、職業が闇金融のお仕事をしているのです。
息子のお名前が黒姫新一【クロヒメシンイチ】で
年齢20歳、職業が無職です。
夫に関してですが闇金融で働いているのであんまり家には
おりません。
夫は基本的に家を留守にしている方が多いです。
息子に関しては成人しているのに働いてくれません。
大学には行ってないのでせめてアルバイトでもして欲しいと願うばかりです。
私がいくら言ってもなかなか聞いてくれないし、打ち解け合うのも難しいのです。
こういう時期の年代は難しいのでしょうか。
どっちにしても息子はきっかけがあればきっと働いてくれる事を祈ります。
それで私は息子とお話をしたくて息子のお部屋の前にいます。
私はドアをノックすると声をかけた。
「新一、いるの?」
「お母さん、何か用なの?」
「ちょっとお話いいかな?」
「うん、いいよ」
私はドアを開けてお部屋の中へ入るとドアを閉める。
「お話って何」
「あのね、どうして成人しているのに働いてくれないの?」
「そんな事か、お母さんの事が大好きだから働かないの」
「えっ? それってつまり……お母さんと愛し合いたいの?」
「早い話がそういう事だね」
「でも、私と新一は親子よ」
「親子だからって愛し合うのダメなんてないよね」
「それはそうだけど……」
どうしようかな、新一は私と愛し合いたいと言っている。
これは困った……。
「お母さんだってお父さんが滅多に帰って来ないから、秘部が寂しいんじゃないの」
「新一……よくわかっているじゃない」
私は超えてはいけない一線を越えようとしている。
確かに私は夫とエッチな事をそんなにしていない。
性欲が溜まっててどうしようもない。
正直に言えば、性欲を発散させたいのも事実。
ここは素直に息子の感情を受け入れるしかない。
「新一……お母さんと愛し合いましょうか」
「はい」
私と息子はこれから愛し合います。
これは親子の愛です。
私は後悔もしてないし、後戻りもするつもりもございません。
性欲を満たす事ができるなら何でもします。
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