女キツネ化ける

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卒業してからも、リョウジ、マー坊とは、 ツルンでいた。 花金ともなれば、ミナミでナンパ。 (ん〜あの女子三人組、もう、2周目やな…) なぁ、もう、歩き疲れたやろ? そろそろ、俺らで決めとけへん? カラオケ行こ! こんな感じて、彼女を作りたい! っと言うより、 友人と深夜の反省会、金龍ラーメンを すするべく、ナンパに明け暮れていた。 たまに、うまく行く時もあり、 (もう、電車もないし、行っとく?) ホテルを指差しお泊りコースに。 その子はいかにもギャルって感じの子だった。 一戦終え、彼女はシャワーに。 寝ぼけながら、入口付近に目をやると 見知らぬ人影が! (ちょ!お前誰や!) カギ締め忘れた?侵入者? それとも…見えるはずのない何か? ビクビクしながら後ずさりする、 おえらに、それは、大笑いしながら、 こう言った。 女は化粧で化けるんやで〜 (いやいや、あんなに、 目元パッチリやったやん! 今のあんた、鶴瓶やんけ! 目をどこにやってん!) かなり失礼な事言ったと思うw それでも、彼女は、大笑いしながら、 明日戻るから、もお、寝るで〜 翌朝、彼女は見事に化けた! (もとに戻った!)と叫ぶと 二人で大笑いしながら、 チェックアウトをした。
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