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「ご注文はいかがですか?」
青年が1人やって来た。
「!!」
「?…紗羅どうしたの……て…あ、なるほどね。」
紗羅はポカンと口を開けたまま声の聞こえた方を見ていた。そこには、見るからにイケメンな青年が1人立っていた。…いや、イケメンと言うよりは美青年と言った方が良いかもしれない。
「カフェオレを2つください。」
「かしこまりました。」
青年はそのまま奥へ入って行った。20代半ばだろうか、他に店員がいないところを見ると、どうやらこの人が店長らしい。
「ねぇ、今の人めっちゃカッコよくない?店長さんかな?」
紗羅も同じことを考えていたみたいだ。
「きっとそうじゃない?後で聞いてみる?」
「うん!」
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