7. 責任者出て来い

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7. 責任者出て来い

国連での環境少女の演説が話題になっている。 アメリカでは「ゾッとした」と言って しまったテレビ番組のキャスターが謝罪した が、報道された情報を見る限り、彼女の 理論は0か1かの二元論に基づいた対立軸を 作り、他者を罵倒しているだけのように わたしには思える。 しかし、この世で起こる事象は0か1かの 二元論で片付けられるほど単純ではない。 0から1までには無限のポイントがあり、その 立ち位置、対処方法などが価値観ないし 文化と呼ばれるものなのだ。彼女はまずその 前提を理解していない。
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