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私達の指示やその敵によって、危険度も違う事がある
なので、各自の家の安全は私達に託されていた
吸血鬼が出現する場所は大体裏路地や、時には人混みの中
なので、市民のバッグやポケットの中には必ず防犯グッズが入っている
それから、周りが暗く淀んだり、そこだけ雨が降りはじめたり、辺りの
空間が歪むと、吸血鬼がいる可能性大。
昔はよかった、吸血鬼と人間の仲の間には線がキッチリ引かれていた
だけどある日の晩、一人の少女が噛まれ、意識を失ったのだ
それを見かけたサラリーマンが少女に駆け寄り、サラリーマンはその少女に
噛まれ、永遠のループ。
それが広がり、今に至るわけだが・・・
「退治命令、完了したよ。死体はそのまま地面に置いとくから、後で運んでおいてよ」
【分かりました、任務完了お疲れさまでした】
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