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愛美
全く急に呼び出されたら、ラブレターを書くから協力してだの何だの。
行ってみたら、どんな文だと嬉しいか、とかシールはなにがいいのか、とか
ひたすら聞かれた。
いや、私の好みじゃダメだろ。、、、とはまあ言わないが。
いろいろ聞く割にメニュー表で仕切りを作って見せてもらえない。
なんなんだ、一体。
唯華は昔からこういう子だったからもう慣れた。
ただこんなに真剣にラブレターを書いているところを見ると、
少し寂しくなる。 もしうまくいって、彼氏ができたら。
私とはもう、、、、、なんて。
ちらりと見るとメニュー表の隙間から大好き!と書かれた封筒がある。
封筒に書くのか。とは思うけど、見たことがバレると唯華は怒るだろうから言わない。
はあ、と小さくため息をついてジンジャーエールを飲み干した。
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