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俺たち2人以外誰もいない放課後の教室2つの影が重なり合う。 「んっ…はぁ…ここ学校やねんけど」 「誰もいないしいいだろう」 「そういう問題やないねんけど」 熱を持った手が俺の身体を這ってくる。抵抗すればこの手は容易に離れていくだろう。それをしないのはこの熱をもった手が好きだから。この関係は恋人などというもので片づけられるものではない。これは依存。 「俺から離れるなよ」 「はいはい」
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