月がとても綺麗で

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とりあえず「いいよ」と返信。 3分は経っただろうか…。 しびれを切らした僕は、自分から電話しようかと電話マークを 押しかけたその時、電話が鳴った。 「もしもし」 「…もしもし」 暗い。いつもの明るい里子ではない。 「もしもし」 「もしもし」 「おんなじ事ばっか言って進まないね」 里子がくすっと笑った。
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