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さてお返事どうしよう…。最初の一通はお礼などを書いたのであまり考えずにすんだ。
だがしかし。今回は返答である。蓮華さんは見たこともない綺麗な字で私への返事を綴ってくれた。なら私も…。
親愛なる貴方へ…。キャーっ。いいのかな?いいのかな?まぁ、蓮華さんが嫌ならこのお手紙で最後になるだろう。なら思いきって書いてしまおう。
返事をもらって嬉しかったこと、字が綺麗すぎること。小学生相手でも、文通しても良いのかなどを書き綴った。
「お嬢様、お嬢様。」若宮さんに揺すられて起きる。んっー…。!!!遅刻だ…。
若宮さんに送ってもらったのだが、当然間に合わず、K町の三人と一緒に鉄拳&正座になってしまった。
「珍しいね。聖子ちゃんが遅刻なんて。」
「まさかあんた、昨日の返事を…。」茜がちゃかしてくるが、文面を思いだし、真っ赤になってしまう。
「えっ、マジなの?」「はい…。」と俯く。
「仕方ないですね。私が運びます。」私の手紙を受けとるあやめ。
はぁ、あの文章が蓮華さんに…。キャーッッッッッッッ。
「ちょっとあやめ。これ結構マジかもよ。」
「うーん、私的には聖子ちゃんは可愛いと思うんだけど。」
「大学生と小学生かぁ。ロリの域にはいりそうだな。」K町の雑音を聞きながら…。寝てない私はうとうとと眠りにつくのであった。
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