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僕は、食器を洗ってるんだなと思って待っていると、「はあ、食った食った!女って食い意地張ってるわね!」と佐奈が言いながら戻って来て僕の左横にどっかと腰を落ち着けた。彼女はことによると僕の分も食べてしまったのかもしれないが、リモコンでテレビを消すと、「ねえ、私、満腹になったら何だか眠くなっちゃった。」と甘えた声で言って僕に寄り掛かる。
「部活きつくて疲れたんですね。」と言って僕は胸躍る。
「うん、それもそうだけど、お腹が張っちゃって、もう、た~いへん。それでね、私のお腹、今、と~っても面白い事になってるわよ。」
「えっ、へへへ、どうなってるんですか?」
「ポンポコピーの狸さんみたいに膨れちゃってるの。」
「ま、まさか、食べた位で・・・サナさんも冗談がお好きですねえ。」
「私だって人間よ。食べた直後はお腹が出ちゃうの。」
「それはまあ、そうですが・・・」と僕は言いつつ女らしく臍の下からやや盛り上がる佐奈のセンシュアルな下腹部を想像する。
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