セフレとのひと時

20/21
4人が本棚に入れています
本棚に追加
/21ページ
「もう、ケイタ君!いつまでしてるの!ちゅってやるだけで良いの。」 「あっ、そ、そうですか。」 「愛し合ってるなら兎も角・・・私、三十分位、微睡んで、しっかり休んでからしようと思ってたんだけどケイタ君の所為で大笑いしちゃったから何だか眠気が醒めちゃったわ!」 「あっ、す、すいません・・・」と僕は謝り、愛無きキスかとがっくり来る。  佐奈は背中を背凭れに持たせ掛けた儘、天井を仰ぎ、「は~あ、私、ケイタ君がちゅってするだけだったらあの儘、気持ちよく寝れたのに・・・」と亦、文句を垂れた後、当初の予定を前倒しするべく僕に顔を向けて言った。 「ねえ、ケイタ君、私を抱いてた時、汗臭かったでしょ。」
/21ページ

最初のコメントを投稿しよう!