2人が本棚に入れています
本棚に追加
/18ページ
秀一が黙って軽く掻き混ぜて見せると、結衣はうっとりと眺め入って、「いいわ、いい雰囲気出てる・・・ねえ、ちょっと飲んでみて」
秀一は猶も黙って言う通りにすると、結衣は再び、うっとりと眺め入って、
「いいわ、素敵・・・」
「へへへ」と秀一は照れ笑いして、「僕は洋酒なんて滅多に頼まないから君は珍しい光景を見たことになるね」
「そうね・・・」
「これ、結構高いんだろ」
「うん、私、ちょっと奮発しちゃったの、涼しくなっていいかなって思って・・・あっ、そうだ!私の分が、いっけねえ!ホッピー頼んでこ!」
最初のコメントを投稿しよう!