第Ⅳ章†異世界新生活†

4/17
59人が本棚に入れています
本棚に追加
/135ページ
気づいたら、両膝立ちしてて… 祈りを捧げてるような体勢だった。 あたしは辺りを 見回しながら立ち上がる… 天の声 魔王 デスキッス 『我の闇の加護があるとはいえ 油断をするな… スライムは勇者達からすれば ただの雑魚だが、汝のような 魔力が使えない 一般人にとっては脅威だからな。』 すぐにデスキッスが 助けてくれたんだと気づいた… あたし 「ありがとうございます…」 天の声 魔王 デスキッス 『汝の背後に勇者が近づいてる用心しろ…』 あたしはゆっくり振り向いた。 勇者G 「助けようと思ったら おまえだったか、神隠し少女… なるほど、そのイバラの痣は デスキッスの紋章か… つまり、おまえはデスキッスに命じられて 勇者達を誘い出していた…だけ…」 湾曲した剣と丸い盾を構えた 軽装備の勇者がゆっくり近づいてくる!
/135ページ

最初のコメントを投稿しよう!