うちの子○○かもしれない

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 不定期にだらだらと続けてしまいましたが、このエッセイはここで終わりにしようと思います。  私がこのエッセイを書いたきっかけは、もしかしてうちの子も何かあるのかもしれない? と悩んでいる人のお助けになることがあればと思ったからでした。  私もたくさんネット検索して、うちの子はこれには当てはまるかも、いやでもこれは違うし。   だってそんな、普通の子じゃないの?  学校に普通に通えないことなんてあるの?  このくらい、小学生だからあることだよね?  でも――本当にそうなんだろうか?  そんな不安を誰しも抱く中、何をきっかけに、どれを疑問に、どうやって、何を頼って、の選択肢の一つとして書きました。    私は、発達障害という分野を誤解していたと、今では猛省しています。  どうしてもっと、積極的に理解しようと思わなかったのかなと考えるほどです。  もし私がもっと早くから、発達に関する分野に興味関心を持っていたら、りんちゃんとの9年間をもっとずっと、楽しくすごさせてあげられたかもしれません。  でも私の不勉強が、無理解が、彼女を苦しめたと思っています。  もしお子さんに何かを感じていて、何かを辛く思っていて、でもナゼなのかわからない。その結果、子供たちを苦しめているのかもしれないお母さんやお父さんがいるのであれば。  苦しめているかもしれない状況に待ったをかけられる、一つになればと思っています。
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