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幾度も書きましたが、何に躓いているのか、どこに困っているのか。
それらを検査をしたことで知ることができ、専門家の方に指導していただき、私は本当に良かったと心から思っています。
検査をすることを否定的に考える人や、それを受けることでまるで自分の子が良くないみたいじゃないかというように考える方もおられるかもしれません。
事実、夫はまさにそうでした。
発達障害の烙印を押されたら、うちの子はどうなるんだ!? って。
すごい剣幕で怒りながら、ただただ将来を心配してばかりで、よりりんちゃんに厳しく指導していました。
でも検査をした結果、何も悪くなったことはありません。
私たちは、子供に優しくなれました。
りんちゃんとの付き合い方が、分かって楽しい時間が増えました。
学校の先生が、りんちゃんのためのフォローを考えてくれるようになりました。
友達ができました。
授業が受けられるようになりました。
学校に行きたくないと言わなくなってきました。
何か悪いところがありますか?
いいえ、何もありません。
りんちゃんに、悪いところなんて何もないんです。
少し苦手なところがあって、みんなと同じ土壌で、同じスタートラインから、同じことを始めるのが少し不得意な、ただの女の子です。
そのことが分かっただけです。
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