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前回検査結果の時にはADHDだということを主として言われたように感じていましたが、今回の診察意見としては多動行動はあまり顕著には見られず、主としては「自閉症スペクトラム」であると言われました。
自閉症がメインで、多動の部分も多少は見受けられる、という認識で良いと言うことを言われて、そうなのかとようやく理解できました。
全然理解できてなくて、大きく勘違いしていたことが分かりました。
先生の説明1つで、全然話って変わるものだと思いました。
さて自閉症スペクトラムとは具体的に何を指すんだって話なんですが。
りんちゃんの場合、先生のお話を総括すると
「自ら、未来の想定や、例えを導くことができない」
「相手方に対する想像力が足りないから、小さなズレが起きる」
ということを言われました。
なお、これらが自分で改善されることはないと言うことも併せて伝えられました。
自分で改善はできませんが、少しずつ教え、実際に結果が分かるようになれば、起きた事象から結果までが繋がるので、それを繰り返すことで結果に至るプロセスを覚えられれば、定着に繋がると言われました。
と、文面で書いても意味不明ですよね。
例えば、目の前に100枚プリントの宿題があるとします。
これをただただ、「やっておくように」と言うと、りんちゃんにはできません。
これにどう取り組めば、やり終わる日が来るのか、自分で想像できないのです。
だから、今はもう少しリードしてやって、「毎日10ページずつやると、10日で終わるよ」と導く必要があります。
もう一つ合わせるならば、どのプリントをどの順番でやるか。そこまでの道順をつけてやると、りんちゃんにもできるのです。
ただ、これをいつまでも親がやり続けるわけにはいきません。
なので、一度導いて結果を体感することで、こうやればこの結果が出る。
一度じゃ分からないから、何度もその作業を繰り返す。
そうすることで、どうすれば一定の結果が出るのかが覚えられるようになると説明を受けました。
難しい。
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