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翌日、話が折り合わなかったことが気がかりで学校へ出向くと、担任の先生から「昨晩ずっと考えていました」との返答がありました。
私は昨年度からずっとこの先生とのやりとりには慎重になっていて、どうか先生を傷つけないように伝えるべきことを伝えたいと考えていました。
というのも、担任の先生があまりにも真面目で熱心に取り組んでいることはよく分かるからです。
そして、どう考えてもこの先生、何かメンタルに抱えているのではないかと心配な傾向がいくつもありました。
とは言え、その言動に何も思わないわけではないので、時折疲弊してしまいますが……これは余談です。
そんなわけで、心して先生との対談へ向かったのですが、どうやら考え方の方向性に違いがあることが分かりました。
私はこれまでの流れから、辛くなってきているときは、その原因をひとまず取り去るべき。
という思考が根付いていたわけなのですが、先生は真逆で「今、授業が嫌なのは理解度が低いせいだから、授業を抜けると余計に分からなくなって、さらに授業が嫌になってしまう。さらにはそのせいで髪をまた抜いてしまう」というお考えでした。
ですので、今理解できなくても、何となく聞いているだけでも頭に残ることがあるだろうから、授業に少しでも参加してほしい。
それを上手く伝えられずに、前ページのガチャ切りになったんだなぁと。
その後も熱心に発達障害について調べられたそうで、ずいぶんと熱意を持ってお話をして下さいました。
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