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それなのに、凡人が天才を理解せず、凡人の誰もができることを天才ができないからと言って馬鹿にしてはいけないと思います。
少し話を戻すと、先ほどの会社の方にも、本当に見合った仕事があると私は思っていて、ただ、それを知ることなく、誰も考えることなく、とんでもなく苦手な方面の仕事に就いてしまったことが、最大の間違いだと思っています。
私の知る、ADHD傾向の方は、温厚で優しく人当りの良い方ばかりです。
正直なところ、人の好さだけで乗り切っている部分もあるほど、優しく穏やかな方ばかり。
それでも、日常にあふれる、たくさんのできないことが、彼ら自身を傷つけています。
原因は、知らないことです。
自分がそうであるかもしれない、それを知らないことが一番自分を傷つけています。
今は気づける社会に少しずつ変わってきています。
そのお陰で私は、わが子たちのことに気づいてやれて本当に良かったと思っています。
正しいことなんてない、その人個人に見合った伝え方や考え方を見つけ、上手に伸ばせるように導くこと。
別に大変な子を授かったわけじゃない。
天才を凡人が潰さないようにする。
なんて難しい課題なんだろう。
神様はなかなかニクイ試練を与えてくれたものです。
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