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怒りが溜まることを、沸騰状態と考えます。
「怒り脳」は水だとでも仮定してください。
水を沸騰させるのには、少々時間がかかりますが、沸騰してしまうとしばらく熱いままですよね。
でも、加熱を止めてしまえば、時間とともに緩やかに冷めてきます。
これと同じく、髪の毛を抜いてしまう怒り脳状態になってしまう状態が、水の沸騰状態だとすると、しばらく熱くて怒りが止まらないわけです。
しかし、加熱を止めれば、熱も下がって怒りも静まってきます。
さてここで、60度くらいまで冷めた水を再沸騰させるのと、20度以下の冷たい水を温めるのと、どちらが沸騰するのが早いか……と考えた時に、当然60度からの方が、沸騰が早いわけです。
これと同じ原理が、怒り脳状態にも起こっていて、怒りに切り替わる早さと関連づけて考えてみてはどうかと閃きました。
つまり、せっかく学校を休んで少し熱が冷めたのに、頑張って学校に行くことによって、冷めていた水を即座に沸騰させしまっている……怒り脳状態へすぐにシフトチェンジしてしまうのではないか。
だとすれば、頑張って中途半端に学校へ行くことが、逆に怒りを下げられないままずるずる髪の毛を抜かせる原因になっているのかもしれないと思ったのです。
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