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そのセンターからの電話は、「一体なにがあってりんちゃんがひまわりに行くことに話が流れているんですか!? 誰から言い始めた話なんですか!?」と、ちょっとびっくりするくらい、勢いのある問い合わせでした。
私としては、教科によっては別室で授業が受けられるようにするにはどうしたらいいのかということ、通級の話が進んでいないこと、抜毛をきっかけに全然学校へ行けないこと、担任の先生からひまわりに行く話を進めるなら、私が担任のうちにやってしまいます、という風に担任の先生から言われていること。
そんな話をさせていただきました。
しかしそれを伝えたら、とにかく一度センターとも話をさせてくださいと言われました。
お気づきかと思いますが、センターやK先生からしてみれば、サポートさえもう少しあれば通常学級でやっていける子を、どうしてひまわりへ移そうとしているのか理解できない、そういったお考えだったのです。
そこで、もし学校側からひまわりへ移そうと考えているのであれば、それはちょっとおかしいのではないかと待ったをかけたくて連絡してくださったという話でした。
このとき私は、どうしたらいいのかな、本当にひまわりへ移ってしまっていいんだろうかと悩んでいたので、待ったの連絡はありがたい申し出でした。
加えて、担任の先生との間に入って下さる方を得られてありがたい気持ちでもありました。
そもそもセンターから当初言われていたのは、「学校側との間で困ったときに間に入る機関がセンター」だと言われていたので、まさしく渡りに船の状況です。
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