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その先輩のお話は15年ほど前のことになるのですが、当時子供さんが小学校に就学したところ、1年生の夏休みに入る前に学校の方から指摘されたんだとおっしゃっていました。
その結果、調べてみて、自分の子はみんなと同じように勉強するのは難しいかもしれないし、それでほかの子の迷惑になるといけないから「いわゆるひまわり学級」に変えさせたの。
という話を聞いていたのです。
そのあと、高校生になるころには普通学級へ移ることができるようになり、昨年は就職して一人暮らししたんだって話を聞いていました。
その話を聞いた時に、何かあれば先生から言われるよきっと、というアドバイスをもらっていたので、なるほどと思っていました。
そのころネットで調べたときにも、大体夏休み前に先生が気づくパターンが多いと書いていたので、担任の先生が気になっていることがあれば、アプローチしてもらえるものと勝手に信じていたのです。
ちょうど長男が入学したころに、その先輩と仕事をご一緒させてもらっていたので、先輩の話にホッとしていました。
そしてそれ以後も、夏休み前の懇談はちょっと気合を入れて……という部分がありましたが、特段の指摘がなくきていたので大丈夫だと思う要因になったのです。
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