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さて、話は戻りまして私が勝手に名付けた「簡易診断」の結果を聞く段になり、ようやくどのようなことをしたのか教えていただきました。
一つは、プロフィールメモ的な紙一枚。
これには、自分の名前や誕生日、好きな食べ物などを書き込んでいくようでした。
きっちりと丁寧に書き込んで、きちんと埋められていました。
次に点が等間隔に並べて描かれたものに、例題にある図形どおりに線を引くという問題が出されていた様子。
これはイージーモードとハードモードがありました。
最初のイージーはきれいに仕上がっていましたが、ハードモードは難しかったようで、細かい部分を丸々見落として書き落としていました。
この問題は時間制限なく、自分でできたら終了というものでしたが、完全に見落として書けていないようでした。
パッと見て、明らかに間違っている感じがすると分かるはずなのですが、りんちゃんにはそれが気づけなかったようです。
このテストで分かることは、漢字の細部を読み取る能力があるかどうかを判断できるものだそうで、イージーならできるということは、ざっくりとした文字の認識はできるけれど、細かい難しい感じになるとよく分からないのではないかという風に言われました。
それを機に、りんちゃんの書いた漢字を見直してみたところ、確かに細部の間違いに気が付きました。
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