うちの子〇〇かもしれない

衝撃的な指導のあれこれ

　さらにＴ先生はよいアドバイスをくださいました。

Ｔ「りんちゃんは、体調をあまり崩さないタイプなので、体調によって進みが悪かったり勉強できないタイプではありません」

私「ではどういう時にできないのですか？」

Ｔ「彼女は、自分の気持ちを外に出すのが得意ではないと思います。何か嫌なことがあってもなかなか言い出せないタイプなんですよ。違います？」

私「確かにあんまりお話はしてくれないです」

Ｔ「そうでしょう。心にね、いっぱい辛い気持ちとか溜めてるんですよ。でもそれを吐き出すのが上手じゃないから、心にためてる状態で、次に違うことが進められないんですよ。ぼーっとしてしまうときは、違うことで辛いから、勉強なんて手につかないんですよ」

私「そうなんですか？」

Ｔ「そうだと思いますよ。ところで、夏前は宿題とかもできていないことがかなり多かったんですけど、８月後半から９月は順調にやれてました。何か思い当たることないですか？」

　そう言われて、ハッとしました。
　センターに通い始めたのが８月半ば。
　そこから、夫も理解を示し、りんちゃんの行動や考えについて注意深く観察し、起こったりせずにひとまず受け止めるよう努めていたところでした。