衝撃的な指導のあれこれ

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 特に聞かれるのが、1歳から2歳ころの行動についてです。  私としてはその頃から2年ほどが非常に記憶が薄いのです。  というのも、りんちゃんが1歳10か月のときに、3番目のりこちゃんが生まれました。  別エッセイ、「アレルギー奮闘記」をご覧の方はご存知かと思いますが、りんちゃんは酷い卵と乳アレルギーで、毎日血だらけでした。  ですので、1歳過ぎくらいまでは非常に慎重に見守っていて、あれこれとりんちゃんに付きっきりと言っても過言でないほど様子を伺っていたのです。  しかしこれが保育所に入り、私も仕事復帰を一時的にした後、りんちゃんの血だらけ状態の日々が過ぎたあたりでりこちゃんが生まれました。  加えてりこちゃんは、新生児スクリーニングの段階で「難聴の可能性あり」という判断がなされ、早々に小児耳鼻科のある病院へ通院することになったのです。    言い訳だと言われたら本当にそうなのですが、りんちゃんの育児休暇からの復帰があったこと、復帰後異動したこと、その後出産しりこちゃんの耳のことでばたばたとしたこと。  さらには、出産後、私が体調不良になり寝たきり生活を一時期過ごしたこと。  などなど、りんちゃんの2歳前後といえば、私としてはまさしくその日暮らしという感じで乗り切っていて、どうにかこうにか毎日をやりくりしていたという記憶なのです。  
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