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そんなわけで、ことごとく質問事項にたどたどしく答えることしかできなくて、うんうんと唸る事態になってしまいました。
そのとき、そのときは感じていたこととか考えていたことも、最早8歳になったりんちゃんを前にして思い出すことが難しい……
もし小さなお子さんがいらっしゃる方で、本作を読んでおられる方がおりましたら、今後に備えてではありませんが、細かく何かに書きつけて残しておくことをぜひともお勧めいたします。
思い出せる範囲の質問事項ですが、主に言葉の分野、動作の分野については細かく尋ねられました。
例えばよく聞かれる、首座り、寝返りはもちろんですが、後追いなどもいつごろあったのかとか、どんな感じだったのかなど聞かれました。
首座りなどはしっかりと記憶していたものの、特に困った質問が「飲み物や食べ物が欲しい時に、そのものがあるところまで連れていくとか、指で刺して訴えるとかしましたか?」という質問でした。
はっきり言って、さっぱり記憶がなかったです。
りんちゃんに関しては、アレルギーのこともあり1歳2か月まで食べ物を与えずに完母に近い状態で育てていました。
奮闘記にも載せていますが、ある日どうしても食べたくなったのか、いきなりお兄ちゃんが持っていたおにぎりにかぶりついたのが、初めてのご飯でした。
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