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こちらとしても何の連絡もなくて状況が分からず、りんちゃんはワンワン泣くし、お兄ちゃんは自分のことも説明できないなんて、なんでやねんとか怒ってるしで、分けわからんという事態になりました。
そして翌日、担任の先生に手紙を出したところようやく前述の下りの回答を得て、合点がいったということがありました。
その話を専門家の方にしたところ、①の指摘が入ったのです。
というのも、褒めると自分の中でもっと完璧に字が書けなくちゃというハードルが上がってしまうと。
そのハードルが上がることで、自分の書いた出来上がりとの乖離に辛くなってしまうと。
ひぇええ、そうなの? という衝撃でした。
子供って褒めて育てろって言うじゃないですか。
だから私も大いにりんちゃんの字がきれいなことは褒めてきたのです。
ところが、あんまり褒めずに適当に褒めなさいと言われます。
うんうん、それでいいんじゃない。
くらいの、柔らかい褒め方でいいですよって。
得意なことは伸ばせ、褒めろって言うのにな~って思いながらも。
近頃は、すごく上手に書けてるね!! なんて褒めないように気を付けています。
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